義母との初対面
あれはまだ20代中盤の嫁女的にはまだ若いと感じてたいた頃…
たまたまなのですが、初めてお義母様とご対面しました。
あの時はまだご主人様と付き合って間もなく、結婚願望もなかった嫁女…何の覚悟もなく軽いノリで会ってしまいました。
はい、失敗しました。
あの頃から良い嫁になるためには頑張らなければいけなかったのですね。
しかし、初対面から強烈なお義母様でした。
息子のアパートにくるなり、クローゼットやら冷蔵庫やらをバンバン開けていくお義母様。
きっと嫁女の物がないか私物のチェックをしていたのでしょう…。
さらにはマシンガントークで息子とのことや、嫁女の家庭のことを聞いてきます。
そして、嫁女の知らない息子トークをした瞬間、『あら、知らないの?』
始終圧倒されました。
そして、お義母様帰られてからの嫁女の一人反省会。
もう少しきちんとした格好で気合をいれてご対面するべきだった…。
ショートパンツではなかったが、膝上スカート。(そこは膝下スカートにしなくては!)
髪も明るめの茶髪。しかもロング。(暗めの髪でせめてきれいに束ねて清潔感を出さねば!)
化粧もマツエクバッチし。(お義母様世代にはナチュラルメークでご挨拶でしょ!)
という感じで清楚とは言い難い、まだギャルっぽい見た目だった嫁女。(今は全然地味な格好なのに…)
あとで帰ってからマツエクのことやらスカートの長さやら、私の旦那様に言ってたそうな…。
さらに嫁女的には頑張って話を盛り上げようと話していたのですが、それがいけなかったみたいです。
ご主人様曰く、うちの親は馴れ馴れしいのは嫌いだから初対面は控えめな方が良かったみたいです。
そしてお義母様から旦那様へのとどめのセリフ。
『あんたの彼女は洗面所が汚れてても気にしないのね。』
…すみません。
まだお付き合いして日が浅かったので、水回りのお掃除までは手が出せていませんでした…。
お義母様と出会うからにはそれなりの覚悟と格好とお掃除が必要でした。
第一印象から失敗してしまった嫁女でした。
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